化学品ターミナルの土壌・地下水調査

Project:
化学品ターミナルの土壌・地下水調査
Location:
タイ中部サムットプラカン県
 

2016年4月29日、タイ工業省は“工業省令:仏暦2559年(2016年)工場敷地内の土壌及び地下水の汚染管理”を公布しました。本工業省令に基づき、日系を含む特定業種(化学、金属、電気電子、廃棄物など12業種)の工場には、定期的な土壌および地下水の調査義務が課されました。対象工場は、地下水については毎年、また土壌については3年毎にサンプルを採取・分析し、結果を工業省に報告しなければなりません。

エンヴィックス・アジアは、日系商社が保有する化学品ターミナルの法令に基づく土壌・地下水調査を実施しました。化学品を保管するターミナルは工場法に基づく工場として定義され、新法令の義務が課される対象工場となります。本調査では、法令の定めに従い複数の井戸を設置、また土壌・地下水の試料を採取・分析して結果を工業省に報告しました。