ガソリンスタンド跡地の土壌・地下水調査

Project:
ガソリンスタンド跡地の土壌・地下水調査
Location:
タイ東北部カラシン県
 

アジアのデトロイトと言われるタイでは自動車が広く普及し、いたるところにガソリンスタンドがあります。利用者には便利な一方、ガソリンスタンドは土壌・地下水の主要汚染源の一つであり、タイ政府も懸念を持っています。米国では1980年代頃からガソリンスタンドの地下タンクに由来する土壌・地下水汚染が社会的注目を集め、1988年に規制が制定されました。

エンヴィックス・アジアは、欧米系小売企業から土地取引に伴うガソリンスタンド跡地の土壌・地下水調査を受注、実施しました。土地取引に係る契約の期日が迫っている顧客の事情を考慮し、連絡を受けてすぐに現場作業の手配を開始、3営業日後にはバンコクから600km離れた東北部カラシン県にて作業を開始しました。

現在のところ、ガソリンスタンドは土壌・地下水汚染に係る法令の対象外となっており、調査義務は課されていません。しかしながら、汚染地の売買にはリスクが伴うことから、顧客の企業方針に基づき調査を実施しました。